東京を出て湘南に家をつくるまで

「移住」というには近すぎますが、テレワークが進み東京に住む理由もなくなりました。家族4人、いざ湘南へ。

移住先検討①:整理して考えると湘南

引越先は茅ヶ崎市です。ではなぜそうなったのか。何回かにわけて記載します。

 

好きな場所に土地を買って、好きなデザインの家を建てる。

でも、ルールや法律、そして何より自身や家族のライフスタイル。いろんな制約も出てきます。

選択肢が無限にありすぎるこの活動には、何事も検討軸と優先順位を決めておくことが大事になります。

 

私の場合、このように検討軸を考えました。

 

①通勤のしやすさ

②実家からの距離

③地域の魅力

 

①通勤のしやすさ

「テレワークばかりだから移住しよう」というのがそもそものきっかけです。

そのため、通勤のしやすさから考えることは「?」かもしれません。

 

私の仕事においては、コロナ禍の緊急事態宣言、蔓延防止措置の期間においては完全テレワークを徹底していましたが、解除されてからは出社・外出も増えてきました。

そのため、「未来永劫、テレワークが前提」ではないことを想像しておかないといけません。

 

しかし、コロナ前と明らかに変わったのは、「自宅でできる仕事はいつでもテレワーク」という働き方が許されるようになりました。

コロナ前の生活環境において、私が最も嫌っていたことは「毎朝満員電車に揺られて9割の体力を消耗して始業すること」だったため、通勤移動が会社から1駅の品川区内に戸建を購入して住んでいました。

 

通勤ラッシュを避ける選択肢を持てれば、電車に乗る時間が長いことは大きな問題ではない。

 

これにより、1時間~1時間半の通勤時間を想定することにしました。

 

②実家からの距離

続いて、実家からの距離。

・子育てにあたって実家のサポートを受けたい

・災害時、なにかあったときに緊急対応してくれる人は近くにいるか

・サポート受けるだけでなく、実家側の老後も考えとかないと

 

これらのことを考えていくと、埼玉や千葉ではなく、私の生まれ育ち親類も多い(実家がある)神奈川県にあることの安心感が現実的になってきます。

 

また、妻の実家は地方にあるため、新幹線or羽田空港へのアクセスも悪くないことは大事かと思っています。

 

③地域の魅力

最後に地域の魅力です。3つ目に書きましたが、私の中ではかなり大事です。

ずっと住む土地です。地元愛のような地域への愛着を感じながら暮らしていけるのは、とても幸せなことだと思っています。

 

実際、現在暮らしている品川区は大好きな場所です。

周辺は商店街に囲まれ、夏から秋にかけて毎週どこかでお祭りが開催されています(コロナで中止が続きますが…)。

近所のお店はどこも顔見知り。子供たちの名前も覚えてくれて人情あふれるところが大好きです。この街を離れることへの未練は、未だに取り払えておりません(笑)

 

湘南は言わずもがなですが、海を中心としたサーフカルチャーが中心のエリア。

自分自身、神奈川県民(湘南エリア在住ではない)だった学生時代、休みの日や授業の後に、葉山や鵠沼海岸など車でいろんな場所に行っていました。

 

東京で働きながら湘南に住む。わざわざ遊びに行く場所だったところが、自分の地元になったら…そんな素晴らしいことはないですよね。

 

こうして、私たちの移住先は、「だいたい湘南」に決まりました。

さらなる場所の絞り込みはまた次回。